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棒針編み・つまずき解決

棒針の表編みの編み方|針の入れ方から最初の1目まで

棒針で作り目を用意した後、無料のガーターマフラーにある「表編み×20」を見て、最初の1目をどう動かすか迷うことがあります。右針を入れる前に糸はどこに置くのか、古い目はいつ外すのか。ここでは右手で作業糸を扱う基本の方法に絞り、表編み1目の完成までを順番に確認します。

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木製の棒針に掛かった淡い緑のガーター編み練習片と毛糸玉

まず答え

左手に目の掛かった針、右手に空の針を持ち、糸玉につながる作業糸を編み地の後ろへ置きます。右針を左針先の次の目の手前側から向こう側へ差し込み、右手の作業糸を右針先の下から上へ回して、糸が2本の針の間にくるように掛けます。右針でその糸を古い目の中から手前へ引き出し、新しい輪が右針に掛かったのを確認してから、左針の古い目だけを外せば表編み1目の完成です。別の持ち方やレシピ固有の指定がある場合は、そちらを優先してください。

棒針の表編みの編み方の要点を3つに整理した図解

この記事で分かること

  • 作業糸は編み地の後ろ。右針を左針先の目へ手前から向こうへ入れる
  • 糸を右針に掛けて新しい輪を引き出し、それから古い目だけを外す
  • ガーターマフラーではこの動作を1目ずつ20目に行い、編み地を返して続ける

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編む前の針と糸の位置を確かめる

この記事では、右手で作業糸を掛ける方法を説明します。左手には作り目や編みかけの目が並ぶ針、右手にはこれから編む針を持ってください。次に編むのは左針の先端にいちばん近い1目です。『手前』は自分の体に近い側、『後ろ』は編み地の向こう側を指します。

糸玉につながっている長い糸が作業糸です。作り目から残った短い糸端ではありません。表編みの前には作業糸を編み地の後ろに置きます。右針にまだ輪を作らず、糸が左針先の次の目までつながっている状態を確かめましょう。最初の作り目の方式は作品のレシピに従ってください。

右針で表編み1目を作る4動作

  1. 左針先の次の目へ、右針を手前から向こうへ入れる

    作業糸を後ろに保ち、左針の先端に近い目の手前側の輪へ右針先を左から右、手前から向こう側へ通します。右針先が左針の後ろ側へ出る位置です。隣の目まで一緒に拾わず、編むのは先端の1目だけにします。

  2. 糸玉側の作業糸を右針先へ掛ける

    右針を古い目に通したまま、後ろにある作業糸を右手で右針先の下から上へ回し、糸が2本の針の間にくるように掛けます。古い目はまだ左針に残っています。掛けた糸を強く引き締める前に、針先で新しい輪を引き出す余裕を残します。

  3. 新しい輪を古い目の中から手前へ引き出す

    右針先に掛けた糸を保ち、右針を古い目の中から自分側へ戻します。右針に新しい輪ができたことを目で確かめてください。この時点では、左針の古い目を外さずに支えています。

  4. 左針の古い目だけを外す

    新しい輪を右針で保ったまま、編み終えた古い目を左針の先から滑らせて外します。右針に新しい1目が残り、作業糸が後ろにつながっていれば完成です。次の目も表編みなら、左針先の次の1目で同じ4動作を繰り返します。

Craft Yarn CouncilとLion Brandの表編み教材でも、針を入れる、糸を掛ける、新しい輪を引き出す、古い目を外すという順序です。『外す』を先にしないことが、最初の1目では特に大切です。針の向きに迷ったら、右針に新しい輪が見えるところで一度止めてください。

ガーターマフラーの20目へつなげる

amilogの無料『かんたんガーターマフラー』は、作り目20目の後に『表編み×20』を180段と指定しています。作り目の方法はレシピに合わせ、左針の先端の1目からこの記事の4動作を行います。古い目を1目外すごとに右針へ新しい目が1目移ります。20目すべてを編むと左針は空になり、右針に20目が並びます。途中で目が増減していないか、まず1段目の終わりに確かめましょう。

次の段は、目の並んだ針を左手に、空の針を右手に持ち替えて、再び表編みを進めます。作業糸を針の上へ持ち上げると端の1目が2目のように見えることがあるので、糸の通り道を確認してから最初の目へ針を入れます。180段の進捗や畝の数え方は別記事、仕上げは無料レシピ本文に従ってください。

表編みと裏編みを両方試したい人には、無料『一目ゴム編みリストウォーマー』もあります。こちらは作り目28目の後、表編み1目と裏編み1目の組を14回繰り返す指定です。表編み1目をこのページで確認したら、次の裏編みは別の手順、糸を前後へ移す位置も関連する切り替え記事で確認できます。表編みだけのマフラーとは同じ進め方にしないでください。

作業の区切り針上の目次にすること
表編み1目の直後右針に新しい1目、左針に残りの目左針先の次の1目を表編みする
マフラーの20目を編んだ後右針に20目、左針は空針を持ち替えて次の段へ進む
リストウォーマーで表1目の後次は裏編みの指定糸の位置と裏編みの手順を確認する

目が増える・輪が落ちるときの確認点

新しい輪より先に古い目を外した

左針の古い目を外すのは4動作の最後です。右針に新しい輪がないなら次の目へ進まず、輪がどこに残っているかを確認してください。ほどけた糸を強く引かず、必要なら直前の安全な位置まで戻して編み直します。

右針に余分な輪が掛かり、目が増えた

表編みを続ける間は作業糸を後ろに保ちます。段の始まりに糸を針の上へ持ち上げて端の目を2つに見間違えたり、針の上を越して余分な輪を作ったりしていないか、糸の通り道と実際の目数を確認します。増えた原因を確かめる前に、余分に見える輪を無理に外さないでください。

右針が次の目を通らない

古い目や作業糸を強く締めると、右針先を通しにくくなります。古い目を左針に残したまま糸の張りを少し緩め、目の手前側の輪だけへ右針を入れ直します。糸の繊維を割って針を通していないかも見ます。

編んだのに次の1目が分からない

新しい目は右針、まだ編んでいない目は左針にあります。右針上の新しい輪を支えたまま左針の先端を見て、次の目を1つだけ特定します。針の根元にある目を飛ばしたり、同じ目をもう一度拾ったりしないようにします。

練習チェックリストと次の行動

  • 左針の先端に次の1目、右手にこれから編む針がある
  • 糸玉につながる作業糸が編み地の後ろにある
  • 右針を次の目の手前側から向こう側へ通した
  • 右針に作業糸を掛け、新しい輪を古い目の中から引き出した
  • 新しい輪が右針にあることを見てから、古い目だけを左針から外した
  • 次の目へ進む前に、右針に余分な輪がないことを確かめた

まず短い練習片で1目だけ表編みし、古い目を外す直前に手を止めて、新しい輪が右針にあるか確かめてみてください。4動作がつながったら無料のガーターマフラーへ戻り、左針の20目を1目ずつ編みます。段数を記録するときはガーター編みの段数記事、編み地に見えるV字やこぶを確かめるときは表目・裏目の見分け記事へ進めます。

よくある質問

表編みは右針をどこから入れますか?
この記事の右手で糸を掛ける方法では、作業糸を後ろに置き、左針先の次の目の手前側へ右針を左から右、手前から向こう側へ入れます。別の流儀や作品の指定があれば、そちらを優先してください。
表編みでは作業糸を前と後ろのどちらに置きますか?
表編みを始める前は編み地の後ろに置きます。作り目から残った短い糸端ではなく、糸玉につながる作業糸を右針先へ掛けます。
左針の古い目は、いつ外しますか?
右針に糸を掛けて古い目の中から新しい輪を引き出し、その輪が右針に掛かったのを確認した後です。先に外すと輪が落ちるため、古い目は最後まで左針に残します。
ガーターマフラーは表編み20目を編んだら終わりですか?
いいえ。無料レシピでは作り目20目の後、表編み20目を1段として180段編みます。20目を編んだら針を持ち替えて次の段に進みます。段の数え方や仕上げはレシピと段数の関連記事で確認してください。
表編みの次に裏編みをするときも、糸は後ろのままですか?
いいえ。表編みの後、次の目が裏編みという指定なら、糸を針先の間から手前へ移してから裏編みします。ここでは表編み1目までを扱うので、裏編みと糸の切り替え方はそれぞれの関連記事を参照してください。

参考にした基礎資料

無料レシピで練習する

段と目数を記録しながら編む

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