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棒針編み・つまずき解決

ガーター編みの段数の数え方|畝と180段の確認方法

ガーターマフラーをしばらく編んだ後、『180段まであと何段?』と迷うことがあります。針に並ぶ20目、編み地の横の畝、作り目の縁は、それぞれ数える対象が違います。無料レシピを例に、編み終えた段を記録する方法と、見失ったときの確認順を整理します。

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横の畝が並ぶ淡い色のガーター編みの練習片と木製の棒針、毛糸

まず答え

作り目20目はまだ0段です。表編みで20目を端から端まで編み終えたら1段、編み地を返してもう一度20目を編み終えたら2段と数えます。ガーター編みの片面に見える横の畝1本は、基本的に2段分を確かめる目印です。記録を見失ったら編みかけの段を先に終え、作り目の縁を除いて表裏それぞれの畝を数え、合計して編んだ段数を復元します。

ガーター編みの段数の数え方の要点を3つに整理した図解

この記事で分かること

  • 作り目は0段。端から端まで編み終えるたびに1段を記録
  • 片面の畝1本は2段分の目印。編みかけと作り目の縁に注意
  • 記録を失ったら表裏の畝を別々に数えて合計し、180段と照合

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1段は、針の目を端から端まで編み終えたところ

棒針の『目数』は針に横へ並ぶ目の数、『段数』は編み地を縦に積み重ねた列の数です。自社の「かんたんガーターマフラー」は、作り目20目の後、表編み20目を180段繰り返す無料レシピです。作り目の20という数字は幅の目安で、20段という意味ではありません。作り目そのものも、レシピの表編み1段目には含めません。

左針にある20目を順に表編みし、左針が空になったらその段が完了です。ここで『1段』と記録して編み地を返します。返す動作だけで次の段が増えるわけではありません。2段目は反対側から再び端まで20目を編み終えた時点で完了します。途中で作業を止めたなら、針上の残りを編み終えるまでは次の段として記録しないでください。

  1. 作り目を0段として置く

    レシピの作り目20目を確認します。この時点では表編みの段をまだ編んでいないため、段数メモは0から始めます。

  2. 20目を端まで編んで1段を記録する

    1目ごとではなく、左針の目を端まで編み終えたまとまりを1段と数えます。目数を変更した場合も、端まで編み終えたら1段です。

  3. 編み地を返し、次の段を端まで編む

    返した時点では段数を増やさず、反対側から端まで編み終えたら2段にします。以後も段末でだけ記録を更新します。

片面の横の畝1本は、ガーター編みの2段を確かめる目印

ガーター編みは、編み地を返しながら表編みを繰り返す編み地です。横に盛り上がる線を『畝(うね)』と呼び、同じ面で完成した畝1本が、おおむね表編み2段に対応します。Craft Yarn CouncilとKnit Picksのガーター編み教材でも、片面の1本の畝を2段として数える方法が示されています。

ただし、畝を『20目のうち何目編んだか』を知るためには使いません。また、作り目のすぐ上に見える縁を最初の畝に含めたり、編みかけの段を完成した畝と見なしたりしないでください。糸の毛羽や濃い色で凹凸が見えにくいときもあります。畝は記録した段数を照合する補助であって、段末の記録に置き換える必要はありません。

作業を終えた位置記録する段数畝を見るときの注意
作り目20目だけ0段作り目の縁を表編み1段と数えない
端まで1回編んだ1段奇数段は片面の畝だけでは見誤りやすい
編み地を返して端まで再び編んだ2段2段で片面の畝1本を照合できる
表編みを180段終えた180段2段ずつの90組。片面の約90畝を補助的に確認

20目×180段のマフラーでは、段末ごとに記録する

無料の「かんたんガーターマフラー」を作り目20目のまま編むなら、毎段に編む目数は20目、目標は表編みを180段です。20目を編んで編み地を返す直前に『1』、次の20目を編んで返す直前に『2』と記録します。メモ、段数カウンター、紙の正の字など、途中から見返せる方法を一つ選んでください。数えるタイミングを段末だけに決めることが大切です。

例えば記録が48段なら、次は49段目を端まで編み、編み終えてから49へ更新します。記録が179段で左針に次の段の目が残っているなら、180段目を編み終えるまで伏せ止めへ進みません。180段を完了したら、作り目や伏せ止めをさらに加算せず、レシピの仕上げ指示に従います。2段で1組と見ると180段は90組ですが、90という畝の数だけを唯一の判定にしないでください。

『20目』を『20段』と取り違えた

20は横幅の目数です。段数は端まで編んだ回数として別に記録します。幅を変えて作り目を増減しても、目標の段数を変えるかはレシピと仕上がりの希望を別途確認します。

編み地を返しただけで段を進めた

返す操作は次の段を始める準備です。新しい段を端まで編み終えてからカウンターを一つ進めます。

カウンターを途中で押したか分からなくなった

むやみにもう一度押さず、最後に確実に記録した段と今の針の位置を確認します。記録が全く頼れないなら編みかけを終え、作り目の縁を除いた畝を表裏それぞれで数えて合計し、再開位置をメモします。

段数を見失ったときは、作り目側から数え直す

  1. まず針の目が段の途中か、端まで編み終わったかを見る

    右針に今の段で編んだ目、左針に未編みの目が両方あれば段の途中です。右針が空で左針に全目があれば、次の段はまだ始めていません。途中なら針を抜かずに残りを端まで編み終え、その時点で1段を加えます。

  2. 作り目の縁を除き、表側の畝を数える

    作り目の縁を探して数から外し、片面を上に向けます。作り目側から針の手前までに見える完成した畝を数え、その面の個数をメモします。

  3. 裏側の畝も別に数え、両面を合計する

    編み地を返して反対面も作り目側から畝を数えます。こちらも作り目の縁は除きます。表側と裏側の個数を足したものが編み終えた段数です。例えば表に4本、裏に5本なら9段。片面だけを2倍すると奇数段でずれます。

  4. 再開位置を記録してから編む

    どの段を完了したか確認できたら、次に編む段の番号をメモしてから再開します。数え直しても確信が持てない場合は、畝だけから断定せず、目立たない位置で数段単位の印を付けながら進めます。

Lion Brandのガーター編みの例でも、作り目の縁を除き、表に4本・裏に5本の畝を数えて9段としています。畝の形を見分けにくい糸では正確な遡りが難しい場合もあります。途中の記録が残っていれば、それを優先して近い数段だけを見直すと、縁から全体を何度も数え直さずに済みます。

伏せ止めへ進む前のチェックリストと次の行動

  • 作り目を表編みの1段目に含めず、0段から数え始めた
  • 横の20目と縦の180段を別々に確認している
  • 各段を端まで編み終えてから記録を一つ進めた
  • 記録を失った場合は編みかけを終え、作り目の縁を除いた表裏の畝を別々に数えて合計した
  • 180段を完了したことを確認してから、レシピの伏せ止め・糸始末へ進む

まずは短い練習片を作り、表編みを1段終えるたびにメモを付けて、2段で見える畝を確かめてみてください。無料の「かんたんガーターマフラー」を編んでいるなら、レシピへ戻って現在の段と180段の目標を照合します。畝のこぶを裏編みの失敗と感じたら表目・裏目の見分け方の記事、最後の段を終えて端を閉じるときは伏せ止めの記事が次の手がかりになります。

よくある質問

ガーター編みは畝1本で何段ですか?
完成した畝1本を同じ片面で見ると、基本的に2段分の目安です。作り目の縁や編みかけの段を畝に含めず、段末ごとの記録と照合して使ってください。
作り目20目は1段目に数えますか?
いいえ。この無料ガーターマフラーでは作り目20目を0段とし、その後に20目を端まで表編みして初めて1段です。20目は横の目数、180段は縦に積み重ねる段数です。
180段なら畝は何本ですか?
2段で1組として、完成した180段は90組です。片面の約90本の畝を照合の目安にできますが、作り目の縁や途中の奇数段を混ぜるとずれるので、段末の記録を主にしてください。
途中で編み地を返しただけでも1段増えますか?
増えません。返すのは次の段を始める準備です。左針に残る目を端まで編み終えたところで、その段を一つ加えます。
段数が分からなくなったら、すぐ伏せ止めしてよいですか?
いいえ。編みかけならその段を終え、作り目の縁を除いて表裏の畝を別々に数え、その合計を記録と照合します。180段を完了したと確認できてから、レシピ指定の伏せ止めへ進みます。

参考にした基礎資料

無料レシピで練習する

段と目数を記録しながら編む

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