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棒針編み・つまずき解決

棒針の裏編みの編み方|針の入れ方から1目完成まで

表編みはできても、初めての裏編みでは『糸を手前にした後、右針をどこへ入れるの?』と手が止まりがちです。一目ゴム編みの無料リストウォーマーを例に、右手で作業糸を持つ一般的な方法に範囲を絞り、裏編み1目を完成させる動きを順に確かめます。

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木製の棒針と淡い色の糸を使い、裏編みの目が並ぶ練習片

まず答え

左針に次の目を掛け、作業糸を編み地の手前に置きます。右針をその目の手前側へ右から左に入れ、右針先に糸を掛けます。糸を掛けたまま右針を目の中から手前側から向こう側へ戻して新しい輪を引き出し、その輪を右針に残して左針の古い目を外せば裏編み1目の完成です。糸は完成後も手前側にあります。この記事は右手で糸を扱い、目の手前側へ針を入れる方法を説明します。別の流儀やレシピの指定があれば、その手順を優先してください。

棒針の裏編みの編み方の要点を3つに整理した図解

この記事で分かること

  • 作業糸を手前に置き、右針を次の目の手前側へ右から左に入れる
  • 右針に糸を掛け、新しい輪を引き出してから古い目を外す
  • 表1・裏1の例では、裏編みの後に次の表編みへ移る前に糸を後ろへ戻す

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編む前に、左針の目と作業糸の位置を確認する

ここでは、左手に編みかけの目が並ぶ針、右手にこれから編む針を持ち、作業糸を右手で扱う方法を説明します。次に編むのは左針の先端に近い1目です。作業糸は糸玉につながる側を指し、針や編み地の『前』は、いま自分の体に近い手前側です。作り目から出る短い糸端と作業糸を取り違えないようにします。

裏編みを始める前に、作業糸を2本の針先の間から手前へ移します。糸を移すだけで目を増やすのではありません。右針の上を越えて余分な輪を作らないことも確かめます。すでに糸が手前にあるなら、移し直す必要はありません。

右針を入れて、裏編み1目を完成させる4動作

  1. 次の目の手前側へ、右から左に右針を入れる

    作業糸を手前に保ち、左針の先にある次の目の手前側へ右針を右から左に差し込みます。右針先は自分の方を向き、右針が左針の手前に重なります。目の奥側から入れる方法とは混ぜないでください。

  2. 右針先に作業糸を掛ける

    右手で持つ作業糸を右針の先へ回して掛けます。左針の目に右針を通した状態を保ち、掛けた糸が針先から外れないようにします。糸を強く引き締める前に、新しい輪を作る余裕を残します。

  3. 新しい輪を目の中から向こう側へ引き出す

    右針先を左針の目の中で手前側から向こう側へ戻し、掛けた糸をその目の中に通します。新しい輪が右針に掛かったことを確認します。古い目はまだ左針に残したままです。

  4. 左針の古い目だけを外す

    新しい輪を右針で保ったまま、元の目を左針の先から滑らせて外します。右針に新しい1目が残り、作業糸は手前につながっていれば完成です。次も裏編みなら、その手前の糸を保って次の目へ進みます。

Craft Yarn Councilの裏編みの説明も、目の手前側へ右から左に針を入れ、糸を右針に掛け、新しい輪を引き出して古い目を外す順です。右手で作業糸を掛ける方法はLion BrandのEnglish methodの教材でも扱われています。針の向きが分からなくなったら、古い目を外す前に右針上の新しい輪が見えるかを確かめてください。

28目のリストウォーマーで、表1・裏1へ戻す

amilogの無料『一目ゴム編みリストウォーマー』は、作り目28目で平らに編み、ゴム編みの行を『(表編み1目、裏編み1目)×14』と指定しています。表編み1目を終えたら作業糸を針先の間から手前へ移し、上の4動作で裏編みを1目完成させます。表1・裏1の2目で1組です。糸を手前へ動かすだけの操作は、編んだ1目に数えません。

裏編みを終えると糸は手前側にあります。次が表編みなら、糸を2本の針先の間から後ろへ戻し、レシピの表編み1目へ進みます。これを14組まで繰り返すと、指定の28目を編むことになります。ここで説明するのは裏編み1目と次の目へ移る接続部分だけです。段の繰り返しや仕上げは無料レシピ本文を確認してください。

確認する瞬間糸と針の状態次の動作
表編み1目の直後作業糸は後ろ針先の間から手前へ移す
裏編みを始める直前糸は手前、左針に次の目右針を目の手前側へ入れる
裏編み1目の直後右針に新しい目、糸は手前次が表編みなら糸を後ろへ戻す

輪が落ちる・目が増えるときは、止まった動作を切り分ける

新しい輪ができる前に、古い目を外した

左針から古い目を滑らせるのは最後です。右針に新しい輪が掛かっていないなら無理に次の目を編まず、残っている輪と糸の通り道を確認します。ほどけた目をそのまま引っ張らず、必要なら安全な位置まで戻して編み直します。

右針を目の奥側へ入れた

この記事の方法では、次の目の手前側へ右から左に針を入れます。奥側のループを拾ったまま進めると、想定した1目とは違う目の通り方になります。糸を掛ける前に右針の位置を見直してください。

切り替えた後に余分な輪ができた

表編みから裏編みへ移るとき、作業糸を右針の上へ回していないか確認します。糸を針先の間から手前へ移すだけなら、右針に新しい輪は作りません。目数が合わないときは掛け目だけと決めつけず、直前の目と糸の通り道を見てください。

糸を強く引き、新しい輪が針先を通らない

右針に掛けた糸を引き締めすぎると、古い目の中を通しにくくなります。古い目を左針に保ったまま針の動きを確かめ、糸の張りを少し緩めて新しい輪を引き出します。

練習チェックリストと、次に編む1目

  • 糸玉につながる作業糸が編み地の手前にある
  • 右針を左針の次の目の手前側へ右から左に入れた
  • 右針に糸を掛け、新しい輪を古い目の中から引き出した
  • 新しい輪を右針で保ってから、左針の古い目だけを外した
  • 次が表編みなら、作業糸を針先の間から後ろへ戻した

まず明るい糸の練習片で裏編みを1目だけ編み、右針に新しい輪が残るところまで止まって確認してみてください。次に表編みと裏編みを1目ずつ試し、糸を移すだけの動きと、実際に1目が完成する動きを分けて観察します。できたら無料のリストウォーマーへ戻り、レシピの表1・裏1を一組ずつ進めましょう。糸の前後で迷うときは切り替え記事、編み地の見た目が分からないときは表目・裏目の見分け記事を参照できます。

よくある質問

裏編みは右針をどこから入れますか?
この記事で扱う右手で糸を持つ標準的な方法では、作業糸を手前に置き、右針を左針の次の目の手前側へ右から左に入れます。別の流儀やレシピに指定がある場合は、その手順を優先してください。
右針に糸を掛けた後、古い目をすぐ外しますか?
いいえ。掛けた糸を古い目の中から手前側から向こう側へ引き出し、新しい輪が右針に掛かったことを確かめてから、左針の古い目を外します。
裏編みを1目編んだ後、作業糸は前ですか?後ろですか?
裏編みを終えた作業糸は手前にあります。続けて裏編みならそのまま、次が表編みなら糸を2本の針先の間から後ろへ移してから編みます。
表1目・裏1目の間で糸を動かすと、目数も増えますか?
糸を針先の間から手前へ移すだけなら増えません。リストウォーマーの『表1・裏1』は編んだ2目で1組です。糸を右針の上へ回して余分な輪を作っていないか確認してください。
裏編みの途中で輪が落ちたら、どうしますか?
まず針を止め、新しい輪が右針に掛かっているか、古い目が左針に残っているかを確かめます。輪を無理に引っ張らず、どの動作で外れたかを見て、必要なら安全な位置まで戻して編み直します。

参考にした基礎資料

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