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仕上げ

かぎ針編みの糸始末のやり方|ほどけにくく目立たせないコツ

作品を編み終えても、糸端を短く切るだけでは使用中にほどけることがあります。結び目だけに頼らず、編み地の裏側へとじ針で通し、方向を変えて摩擦を作るのが基本です。素材と編み地を傷めない範囲で行いましょう。

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編み地の糸端をとじ針で始末する前の様子

まず答え

編み終わりは糸を引き抜いて固定し、とじ針へ通せる長さを残します。編み地の裏側で同じ色の目に数cm通し、目立たない位置で方向を変えてもう一度通します。表側へ出ていないことと、軽く引いて抜けないことを確認してから、編み地を引っ張らずに糸端を切ります。

この記事で分かること

  • 糸端を根元ですぐ切らず、とじ針へ通せる長さを残す
  • 編み地の裏側を通し、方向を変えて抜けにくくする
  • 表からの見え方と伸びを確認してから最後に切る

基本の糸始末

  1. 編み終わりを固定する

    最後のループへ糸端を通して引き抜きます。レシピに閉じ方やつなぎ方の指定がある場合は、先にその手順を行います。

  2. 十分な長さを残す

    とじ針へ通し、編み地の中を往復できる長さを残します。目安は10〜15cm程度ですが、太い糸や滑りやすい糸は余裕を持たせます。

  3. 裏側の同色部分へ通す

    表へ出ないよう、編み目の足や裏側のループへとじ針をくぐらせます。糸を割って針が止まる場合は、無理に引かず通す位置を変えます。

  4. 方向を変えて戻す

    数cm通したら、近くの目を使って向きを変えます。同じ一本道へ戻るだけでなく、別のループを通して摩擦を作ります。

  5. 形を確認して切る

    編み地を自然に伸ばし、糸端が表へ出ず、端がつれていないことを確認します。少し戻してから根元ぎりぎりを避けて切ります。

場所と素材による違い

場所・糸始末の考え方注意点
往復編みの端端の編み目に沿って上下へ通す端を締めて幅を縮めない
輪編み・モチーフ同じ色の段に沿って曲線状へ通す中心穴や段差を引き広げない
色替え部分それぞれ同色の編み地へ別々に通す濃い糸を淡い部分へ透かさない
滑りやすい糸通す距離と方向転換に余裕を持つ結び目だけに頼らない
太い・割れやすい糸大きいとじ針で目の間を選ぶ糸を割って無理に通さない

よくある失敗と直し方

根元で短く切ってしまった

残った長さで無理に結ばず、細いとじ針やかぎ針で近くの目へ通せるか確認します。ほどける心配がある場合は、その場所の編み直しが確実です。

表から糸端が見える

引き抜いて隠そうとせず、一度戻して裏側の同色のループへ通し直します。淡い色や透ける模様では、通す場所を短い範囲で確認します。

始末した場所だけつれる

通した糸を引きすぎています。切る前なら少し戻し、編み地を自然に伸ばした状態で余裕を作ります。

洗った後に糸端が出る

短すぎる、方向転換が少ない、素材が滑りやすい可能性があります。出た端を根元で切らず、再びとじ針で近くの目へ通します。

切る前のチェック

  • とじ針で扱える長さを残した
  • 表へ出ない同色の編み地へ通した
  • 途中で方向を変えて通した
  • 編み地を自然に伸ばしてもつれない
  • 軽く引いても糸端が抜けない
  • すべて確認してから糸端を切る

よくある質問

糸始末の糸端は何cm残せばいいですか?
10〜15cm程度が一つの目安ですが、糸の太さ・滑りやすさ・編み地で変わります。とじ針へ通して方向を変えながら十分に隠せる長さを残します。
固結びをすれば、とじ針で通さなくてもいいですか?
結び目だけでは表へ響いたり、使用中に緩んだりすることがあります。レシピに別指定がなければ、糸端を編み地の裏へ通して処理します。
糸始末は編み終わるたびに行うべきですか?
パーツのつなぎや仕立てに糸端を使う場合があるため、レシピの組み立て順を確認します。使わない糸端は、作業の邪魔にならない段階で始末できます。

参考にした基礎資料

基本の動きを動画で確認

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