かぎ針編みの円が波打つ・反る原因は?平らに編むための直し方
円を編んでいると、ふちがフリルのように波打ったり、逆に器のように立ち上がったりすることがあります。多くの場合は増し目の数と、実際の糸・針・手加減の組み合わせが合っていないサインです。見た目だけで増減を足す前に、まず目数の間違いがないか確認しましょう。
執筆・確認: amilog編集部公開日: 最終更新:

まず答え
円が波打つ場合は増し目が多すぎる可能性があり、器のように反る場合は増し目が少なすぎる可能性があります。ただし、編み間違いや糸の張りでも形は変わります。最初に各段の目数を確認し、指定どおりなら次の段で増し目の間隔を少し調整します。
この記事で分かること
- 波打つなら増し目が多い、反るなら増し目が少ない可能性を考える
- 調整前に、各段の目数と同じ場所への二度編み・編み忘れを確認する
- 増減の調整は円周へ分散し、1か所へまとめない
形から原因を見分ける
| 円の状態 | 考えやすい原因 | 調整の方向 |
|---|---|---|
| ふちが細かく波打つ | 増し目が多い、または同じ目へ余分に編んでいる | 目数を確認し、必要なら増し目を減らす |
| 器・帽子のように反る | 増し目が少ない、または目を飛ばしている | 目数を確認し、必要なら増し目を足す |
| 六角形のように角が出る | 毎段の増し目が同じ位置で重なっている | 増し目の位置を段ごとにずらす |
| 中心だけ盛り上がる | 輪の締めすぎ、編み始めの手加減、段の目数違い | 中心から数段の目数と糸の張りを確認する |
直す前に確認する4つのこと
段ごとの目数を編み図と照合する
まずは増し目の回数ではなく、完成目数を確認します。細編みを6目から始める基本例では12目、18目と増えますが、すべての作品がこの数になるわけではありません。
段の始まりを確認する
引き抜き編みや立ち上がりを通常の1目として数えていないか、最初の目を飛ばしていないかをマーカーで確認します。
糸と針が指定に合っているか見る
指定より細い針で強く編むと反りやすく、太い針でゆるく編むと広がりやすくなります。毛糸ラベルとレシピの指定を見比べます。
平らな場所で自然に置く
糸を引っ張らず、手のひらで軽くならして判断します。部分的な間違いなら、その位置だけ急にひだやくぼみが出ることがあります。
波打つとき・反るときの調整
波打つ場合
目数が指定より多ければ、間違えた段までほどきます。指定目数どおりでも波打ちが強い場合は、レシピの形を崩さない範囲で、次の段の増し目を数回減らして円周へ均等に分散します。
反る場合
目を飛ばしていないか確認します。指定目数どおりでも器状になる場合は、次の段で増し目を数回足し、同じ場所に集中しないよう均等に配置します。
角が目立つ場合
増し目の位置を前の段と同じ場所へそろえ続けると、角が出やすくなります。増し目同士の間隔は保ちつつ、開始位置を少しずらします。
部分的に形が崩れる場合
全体の増し目数を変える前に、その場所で二度編みや編み忘れがないか確認します。1か所の間違いを全体の調整で隠すと、別の場所までゆがみやすくなります。
きれいな円を保つチェックリスト
- 段の最初の通常の編み目にマーカーを付けた
- 各段を編み終えるたびに目数を確認した
- 毛糸と針の太さがレシピの指定に合っている
- 増し目の位置が同じ縦線上へ重なり続けていない
- 調整する増し目・減らし目を円周へ均等に分散した
- 完成寸法が必要な作品は直径も測った
よくある質問
- 細編みの円は毎段6目ずつ増やせば必ず平らになりますか?
- 6目ずつ増やす方法は基本の目安ですが、糸の素材・針の太さ・手加減で形は変わります。また、作品独自の増し方もあるため、まずレシピの指定と完成目数を優先してください。
- 波打った円はアイロンで平らにしてもいいですか?
- 目数の間違いや増し目過多は、アイロンだけでは根本的に直りません。先に編み目を確認してください。仕上げで熱やスチームを使う場合も、毛糸の素材表示と取扱方法を必ず確認します。
- 円が六角形になるのは失敗ですか?
- 増し目が同じ位置に並ぶと角が見えやすくなりますが、目数が正しければ構造上の問題とは限りません。丸く見せたい場合は、増し目の位置を段ごとに少しずらします。
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