リストウォーマーの親指穴を残すとじ方|縫う3cmと空ける5cm
一目ゴム編みの本体を平らに編み終えても、両端を全部縫うと親指を出す場所がなくなります。amilogの無料リストウォーマーには『指先側から3cmをとじる→親指用に5cmあける→残りを手首側までとじる』という指定があります。ここではその一枚の編み地を筒状にする仕上げに絞り、縫う前の印、端の合わせ方、穴を塞がないとじ順を確認します。
執筆・確認: amilog編集部公開日: 最終更新:

まず答え
まず伏せ止め側が指先になる向きを確認し、平らな編み地を筒状に折って左右の脇端をそろえます。指先側の端から3cmの位置と、そこからさらに5cm先の位置に取り外せる印を付けてください。指先側から最初の印までをとじ、二つの印の間は縫わずに親指穴として残します。穴を糸で横切らないよう、最初の区間の糸を留めてから二つ目の印で改めてとじ始め、手首側の端まで進めます。糸端を始末する前に親指を通して確かめます。3cm・5cmはこの公式レシピの指定で、誰の手にも合う寸法という意味ではありません。

この記事で分かること
- 伏せ止め側を指先に向け、指先側から3cmと、その先5cmの境界を先に印付けする
- 3cmの区間と手首側の残りだけをとじ、間の5cmに針や糸を渡さない
- 糸端を始末する前に筒の向きと親指穴を確かめ、同じ方法でもう一枚仕上げる
🧶 編みながら読むなら、amilogアプリ(無料)が便利です。段数連動カウンターで「今どの段か」を見失いません。
指先側と手首側を先に決める
この手順は、amilogの無料『一目ゴム編みリストウォーマー』を平らに編み、ゴム編みに沿って伏せ止めた後の仕上げです。公式レシピは本体を同じもの二枚とし、伏せ止め側を指先にして、編み地を筒状に丸めて端と端を合わせます。別のリストウォーマーでは穴の位置や作り方が異なるため、その作品の指定を優先してください。
編み地を自然な状態で平らに置き、伏せ止め側と作り目側を見つけます。伏せ止め側を上の指先側、作り目側を下の手首側と決めてから、脇になる二つの端を同じ高さで合わせてください。Craft Yarn Councilのすくいとじの説明では、見せたい面を手前にして両端を並べ、左右の段を合わせながら縫います。端の高さがずれていないか、縫う前に見比べます。
3cm・5cm・残りの境界に印を付ける
指先側の縁から3cmを測る
伏せ止め側の脇端から手首側へ向かって測り、3cmの位置に外せる目印を付けます。ここまでは縫う区間です。編み地を強く引き伸ばして長さを合わせず、左右の端で同じ高さに印が来るか確かめます。
次の5cmは縫わない区間として示す
最初の印からさらに手首側へ5cmを測り、二つ目の印を付けます。二つの印の間が親指穴です。『5cmとじる』ではなく『5cmあける』という公式レシピの語を、印の間で確認してください。
二つ目の印から手首側の端までを確認する
残りの脇端はもう一度とじる区間です。両端を合わせたまま、指先側の3cm、親指用の5cm、手首側の残りが順に並ぶことを、針を通す前に目で追います。
| 指先側からの順番 | すること | 境界の目安 |
|---|---|---|
| 指先側から最初の印 | 両端をとじる | 公式レシピの3cm |
| 最初の印から二つ目の印 | 縫わずに空ける | 公式レシピの5cm |
| 二つ目の印から手首側 | 両端をとじる | 残りの長さ |
例えば指先側から縫い始めると、最初の印に着いた時点で指先側の短い筒ができ、次の印まで両端は離れたままです。そこを親指が通る開きとして残し、次の印から再び筒にしていきます。印が一つだけでは穴の終点が分からなくなるので、縫い始める前に二つの境界を示します。
端を合わせ、穴を空けたまま二つの区間をとじる
毛糸に合うとじ針と、編み地になじむ糸を用意します。すくいとじを使うなら、Craft Yarn Councilの説明に沿って見せたい面を手前にし、左右それぞれの端から1目めと2目めの間にある横糸を交互に拾います。数回進めたら段の高さを確かめ、糸を少しずつ引いて両端を寄せます。糸を一度に強く引くと脇がつれやすいので、縫い目と編み地の幅を途中で見比べてください。
指先側から最初の印までとじる
指先側の左右の端を同じ高さにそろえ、糸を両端へ通して固定してからとじ始めます。右端の横糸、左端の対応する横糸と交互に拾い、段がずれないか確かめながら最初の印まで進みます。穴の始まりでこの区間の糸を留めます。
親指用の5cmは針も糸も渡さない
最初と二つ目の印の間は、左右の端を縫い合わせません。縫い糸を穴の向こう側へ長く渡して次の区間へ続けると、開いていても親指の通り道を横切ります。ここで一度縫い終え、開きが残っていることを確認します。
二つ目の印から手首側を新たにとじる
二つ目の印で糸を改めて固定し、そこから手首側の端へ向かって左右の対応する段を拾います。始まりと終わりを確かめ、最後までとじたら糸を留めます。穴の縁に針を通して閉じてしまわないよう、印を外す前に開きの両端を見直してください。
穴を塞いだ・端がずれたときの確認点
親指穴を縫い進めてしまった
最初の印から二つ目の印までの5cmは空ける指定です。糸始末へ進む前に、誤ってとじた区間を確認し、印の位置まで戻して二つの縫い区間に分け直します。穴の上に渡った糸だけを強く引いて隠さないでください。
伏せ止め側を手首にしていた
公式レシピでは伏せ止め側が指先です。穴の位置が逆に見えるなら、向きと二つの印を最初から確認します。ほかの作品の写真だけで指先側を決めず、このレシピの指定へ戻ります。
縫い目がつれたり、段がずれたりした
両端の同じ高さの段を拾っているか、糸を強く締めすぎていないか見ます。Craft Yarn Councilは数目ごとに段を合わせ、糸を引いて縫い目を寄せる方法を示しています。無理に引いて長さをそろえる前に、ずれた位置を確かめます。
印どおりでも親指が通りにくい
3cm・5cmはこの公式レシピの寸法で、手の大きさや糸・編み地の伸び方への適合を保証しません。糸端を始末する前に着用する人の手で開きを確かめ、合わなければ縫合位置を再検討します。縫い目だけでなく、本体の幅も合わせて確認してください。
仕上げチェックリストと次の行動
- 伏せ止め側を指先、作り目側を手首に向けた
- 脇の左右の端を同じ高さで合わせた
- 指先側3cmの終点と、その先5cmの終点に印を付けた
- 指先側3cmと手首側の残りだけをとじ、間の5cmを空けた
- 親指穴を横切る縫い糸がなく、縫い目が強くつれていない
- 糸端を始末する前に親指を通して開きを確認した
穴と筒の向きを確かめたら、使った糸の端を始末し、公式レシピの仕上げへ戻ります。同じ手順でもう一枚作る指定です。まだ一目ゴム編みの途中なら表目・裏目の見分け記事、伏せ止め側の端がつれるなら伏せ止めの記事も役立ちます。ただし後者は表編みだけの基本例なので、このリストウォーマーの『ゴム編みに沿ってゆるめに伏せ止め』という指定を優先してください。
よくある質問
- リストウォーマーの親指穴は、指先側から何cmの位置ですか?
- amilogの公式レシピでは、伏せ止め側を指先にし、そこから3cmとじた後の5cmを親指用に空けます。二つの境界に印を付け、残りは手首側までとじます。別の作品や別の手の大きさへ共通の寸法ではありません。
- 親指用の5cmには、縫い糸を渡してもよいですか?
- 穴を横切る糸があると親指の通り道をふさぎます。指先側3cmの区間で糸を留め、5cmは縫わずに空けて、次の境界から手首側の残りを改めてとじます。
- 指先側は作り目と伏せ止めのどちらですか?
- この公式リストウォーマーでは伏せ止め側が指先、作り目側が手首です。先に向きを決め、指先側から3cm・5cmの順に印を付けてください。
- 一目ゴム編みの端も、すくいとじなら完全に見えなくなりますか?
- 完全に見えなくなるとは限りません。すくいとじでは左右の端の横糸を交互に拾い、段を合わせます。糸の太さやゴム編みの凹凸で脇の見え方は変わるため、まず穴と端の張りを確認してください。
- 5cm空けても親指が通りにくいときは、どうしますか?
- 糸端を始末する前に、着用する人の手で開きと本体の幅を確かめます。3cm・5cmは公式レシピの指定ですが、全員への適合を保証しません。合わなければ印と縫合位置を見直してから仕上げてください。
参考にした基礎資料
- amilog「一目ゴム編みリストウォーマー」無料レシピ・原本 — 平らな本体を二枚編むこと、伏せ止め側を指先にし、指先側から3cmとじて5cm空け、残りを手首側までとじる指定を確認。
- Craft Yarn Council「Seaming」 — とじ針と同系色の糸を使い、見せたい面を手前に左右の段を合わせ、端の内側の横糸を交互に拾って数目ごとに糸を引く縫合手順を確認。


