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棒針編み・つまずき解決

棒針の作り目は最初の結び目を数える?20目・28目の確認方法

無料のガーターマフラーに『作り目20目』、リストウォーマーに『作り目28目』と書かれていても、最初に針へ掛けた結び目を数に入れるかで迷うことがあります。かぎ針の鎖編みでは最初の輪を数えない説明を見た人ほど混同しやすいところです。ここでは、結び目(スリップノット)を作って始める棒針の作り目に対象を絞り、1段目の前に針上の目数を確かめる方法を整理します。

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生成画像。ベージュの毛糸の作り目が木製の棒針に並び、隣にもう1本の棒針と糸玉を置いた様子

まず答え

最初にスリップノットを針へ掛けて始める方法では、その針上の輪を1目目に数えます。結び目の塊と針上の輪を別々に2目とは数えません。この方法で20目を作るなら最初の輪1目と追加19目、28目なら最初の輪1目と追加27目で、針上の輪の合計を指定数に合わせます。作り目方式を指定しないレシピでも、別方式や作品固有の指示を使う場合はその説明を優先してください。

棒針の作り目の数え方の要点を3つに整理した図解

この記事で分かること

  • 結び目から始める方法では、最初の針上ループを1目目に数える
  • 20目なら最初の1目+追加19目。針上の輪だけを順に確認する
  • 指定数と違えば1段目の前に直し、別方式ならその説明を優先する

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結び目を1目目に数えるのは、結び目から始める作り目

Craft Yarn Councilの編み図の読み方では、棒針の『CO 12 sts(12目作り目)』を、針へ掛けたスリップノット1目と、その後に作る11目で説明しています。数える対象は針に掛かった輪です。糸の結び目本体を輪とは別の1目に加えたり、針から垂れる糸端を数えたりしません。

ただし作り目には複数の方法があります。ここで扱うのは最初の結び目を針に掛ける方法です。結び目を使わない始め方や、作り目の数え方を指定する作品では、その方法・作品の説明に合わせてください。amilogの二つの無料レシピは作り目の目数を指定しますが、作り目方式までは指定していません。

針上の輪を一つずつ数える手順

  1. 針に掛かった最初の輪を探す

    スリップノットから作り始めた側を見つけます。結び目から針に掛かる一つの輪を『1』とします。結び目の塊とその輪は二つの目ではありません。

  2. 針に並ぶ次の輪を順に追う

    輪を針から外さず、隣の輪へ目で移りながら『2、3…』と数えます。毛糸が重なって見にくいときは輪をそっと間隔を空け、同じ輪を二度数えないようにします。

  3. 最後の輪まで数え、レシピの指定数と比べる

    針から垂れる短い糸端や、次に編むための長い糸は目数に加えません。端まで数えた針上の輪の合計が指定数なら、1段目の指示へ進みます。迷ったら反対側から数え直して合計を照合します。

例えば指定が12目なら、最初の結び目の輪を1、その後の輪を2から12まで数えます。これは『結び目+追加11目』というCraft Yarn Councilの例と同じ確認方法です。

マフラー20目・リストウォーマー28目で試す

amilogの『かんたんガーターマフラー』は作り目20目、『一目ゴム編みリストウォーマー』は作り目28目を指定します。どちらも作り目方式を固定していません。スリップノットから始める方法を選んだ場合に限り、下の内訳で針上の輪を確認できます。目数を好みに合わせて変更する場合も、最終的には変更後の指定数と針上の合計を照合してください。

例最初の輪その後に追加する輪と合計
Craft Yarn Councilの12目例1目11目を追加して合計12目
ガーターマフラーの20目1目19目を追加して合計20目
リストウォーマーの28目1目27目を追加して合計28目

1目多い・足りないときは数えた対象を確認する

結び目に加えて指定数を作った

20目指定で『結び目1目+追加20目』なら針上は21目です。この方法では追加分を19目にして合計20目へ戻します。まだ1段目を編んでいなければ、余分な輪を作り目の方法に沿ってほどいて数え直すか、始めから作り直すと確認しやすくなります。

最初の輪を数え忘れた・二度数えた

結び目の針上ループが1目目です。『結び目』と『ループ』を二つに分けず、針上の輪を一つずつ数え直します。手元の合計が本当に不足・超過しているかを、ほどく前に確認してください。

糸端や針の下の横糸まで数えた

数えるのは針を通っている輪です。針から下がる糸端や、輪と輪の間の糸は別の目として加えません。輪が密集しているなら無理に引かず、間を少し開けて確認します。

結び目を使わない方式だった

最初の針上ループをスリップノットとして作っていないなら、この記事の『1+追加数』を機械的に適用しません。使った作り目の説明と作品の指定を確認し、その方式で完成した針上の目数を照合します。

作り目の数が合わないまま1段目を編むと、レシピが想定する目数とずれます。特にリストウォーマーは『表編み1目、裏編み1目』を繰り返す指示なので、28目のような偶数指定を変える場合も作品の調整条件を確認してください。数え直しても原因が不明なら、1段目へ進む前に作り目をほどいてやり直す選択が確実です。

1段目に進む前のチェックリストと次の行動

  • 結び目から始める作り目か、別方式かを確認した
  • 結び目の針上ループを1目とし、結び目本体を別の1目にしていない
  • 糸端ではなく、針に並ぶ輪を一つずつ数えた
  • 針上の合計がレシピの20目または28目などの指定数と一致する
  • 目数と段数を混同せず、正しい目数で1段目へ進める

針上の目数が合ったら、無料レシピへ戻って最初の段を編みます。ガーターマフラーなら表編み1目の動きを確認し、端まで編んだ後の段数は別の記事で記録できます。リストウォーマーなら28目の偶数指定と、一目ゴム編みの表・裏の順番をレシピで再確認してください。作り目の方式や目数を変更する場合は、その作品の指定が最優先です。

よくある質問

棒針の作り目では、最初の結び目を1目に数えますか?
スリップノットを針に掛けて始める方法なら、その針上の輪を1目目とします。結び目を使わない方式や作品に別の指定がある場合は、その説明を優先してください。
結び目と、針に掛かった輪で2目になりますか?
なりません。針に掛かった一つの輪が1目です。結び目の塊を別の目として足さず、次に作った針上の輪を2目目と数えます。
作り目20目は、結び目の後に20目を追加しますか?
結び目から始める方法では、最初の輪1目と追加19目で合計20目です。結び目の後に20目を追加すると針上は21目になるので、1段目の前に数え直してください。
作り目20目は、ガーターマフラーの1段目にも数えますか?
amilogのガーターマフラーでは、作り目20目は横の目数で、まだ表編みの段は0段です。その20目を端まで表編みして初めて1段と記録します。
結び目を使わない作り目でも、最初の輪を同じように数えますか?
この記事の『結び目1目+追加数』は、スリップノットから始める方法に限った内訳です。別方式ではその作り目の説明と作品の指示を確認し、完成した針上の目数を照合してください。

参考にした基礎資料

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