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基礎知識

かぎ針編みのゲージとは?測り方と合わないときの調整方法

ゲージは、一定の幅と高さに何目・何段入るかを表す数値です。バッグやウェアなど完成寸法が大切な作品では、同じ糸と針を使っても手加減によってサイズが変わるため、本番前の試し編みが役立ちます。

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編み地にメジャーを縦横に当ててゲージを測る準備

まず答え

指定と同じ糸・針・編み方で、測る範囲より一回り大きな試し編みを作り、中央の10cmに入る目数と段数を数えます。指定より目数が多ければ太い針、少なければ細い針を試すのが基本です。洗う作品は、素材表示に従って試し編みも同じように整えてから最終測定します。

この記事で分かること

  • 端を避け、試し編み中央の10cmで目数と段数を測る
  • 目数が多いときは太い針、少ないときは細い針を試す
  • ウェアやバッグは、素材の変化を含めて本番前に確認する

ゲージ表記の読み方

表示意味サイズへの影響
10cmで目数が指定より多い1目が小さく、編み地が細かい同じ目数で編むと小さくなりやすい
10cmで目数が指定より少ない1目が大きく、編み地が粗い同じ目数で編むと大きくなりやすい
10cmで段数が指定より多い1段の高さが低い同じ段数で編むと短くなりやすい
10cmで段数が指定より少ない1段の高さが高い同じ段数で編むと長くなりやすい

ゲージの測り方

  1. 本番と同じ条件をそろえる

    同じ糸、針、編み目、糸の本数で試します。模様編みの指定がある場合は、細編みなど別の編み地へ置き換えません。

  2. 測定範囲より大きく編む

    10cmぴったりでは端の目が測定へ入りやすいため、上下左右に余裕を持たせます。途中で手加減を意識的に変えず、普段どおり編みます。

  3. 作品と同じ方法で整える

    洗濯や水通しをする作品は、毛糸の取扱表示とレシピに従って試し編みも同じように整え、完全に乾かします。

  4. 中央の10cmを測る

    平らな場所へ自然に置き、引っ張らずに中央の10cmへ定規を当てます。横の目数と縦の段数を別々に数えます。

  5. 記録して針を調整する

    使用針、目数、段数、整える前後の変化を記録します。針を1号ずつ替え、必要なら試し編みを作り直します。

ゲージが合わないとき

目数が多い

編み目が小さい状態です。1号太い針を試します。無理に手をゆるめ続けると編んでいる途中で元へ戻りやすいため、自然な手加減で合わせます。

目数が少ない

編み目が大きい状態です。1号細い針を試します。編み地が硬くなりすぎる場合は、指定糸に近い別の糸も検討します。

横は合うが縦が合わない

針の変更だけで両方が合わないことがあります。丈を測りながら編める指定か、模様の段数が固定かを確認し、レシピの調整方法に従います。

編み地の風合いが違う

数値だけ合っても、硬さ・厚み・透け感が作品に合わなければ糸の素材や構造が違う可能性があります。代替糸を見直します。

測るときのチェック

  • 本番と同じ糸・針・編み目で試した
  • 10cmより一回り大きく編んだ
  • 端を避けて中央を測った
  • 編み地を引っ張らず平らに置いた
  • 必要な作品は洗濯・仕上げ後にも測った
  • 針号数と測定結果を記録した

よくある質問

小物でもゲージは必要ですか?
コースターなど寸法の許容範囲が広い小物は省略できる場合があります。一方、バッグ、帽子、ウェア、糸量が限られる作品は、サイズと使用量へ影響するため確認がおすすめです。
10cmぴったりの試し編みではだめですか?
端の目は中央と形や張りが違うため、測定範囲より一回り大きく編み、中央の10cmを測るほうが安定します。
ゲージを合わせるために強く・ゆるく編んでもいいですか?
長時間同じ手加減を保つのは難しいため、普段どおり編み、まず針号数で調整するほうが再現しやすいです。風合いが合わなければ糸も見直します。

参考にした基礎資料

基本の動きを動画で確認

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